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御柱祭はどこ?どんなお祭り?見どころやスケジュール日程2022年版

祭の絵

御柱祭は日本三大奇祭のひとつといわれています。御柱祭は7年に1度だけの開催で、今年2022年に執り行われるため、話題になっています。御柱祭ってどこのどんなお祭りなんだろう?御柱祭のみどころやスケジュール日程はいつなんだろう?と気になりますよね。

こちらの記事では、御柱祭開催地域に住む筆者が、

・御柱祭はどこで開催されているのか
・御柱祭はどんなお祭りなのか
・御柱祭のスケジュール日程
・御柱祭の見どころ
・地元民による御柱祭裏話
・子供のおすすめ度

などをご紹介します。

目次

御柱祭はどこ?

御柱祭(おんばしらまつり、おんばしらさい、みはしらさい)は、長野県諏訪地域にある、諏訪大社のお祭りです。諏訪大社は、以下4つあり、それぞれのお社が主催で執り行われます。

・諏訪大社上社本宮(長野県諏訪市)
・諏訪大社上社前宮(長野県茅野市)
・諏訪大社下社秋宮(長野県諏訪郡下諏訪町)
・諏訪大社下社春宮(長野県諏訪郡下諏訪町)

御柱祭はどんなお祭り?

長野県にある諏訪大社で、7年に1度、寅と申の年に行われる「式年造営御柱大祭」のことを御柱祭といいます。正確には、6年間隔に行われ、数えで7年です。1200年もの歴史があります。

宝殿を造り替え、社殿の四隅に「御柱」と呼ばれる巨木を建てる一連のお祭りです。この「御柱」は、樹齢200年のもみの巨木で、長さ15メートル、重さは10トン以上もあります。氏子が何人も乗った御柱に綱を付けて曳きます。4つあるお社ごとに4本の御柱を曳くことになります。

上社の御柱には、下社とは違い、「めどでこ」という角が前方と後方にV字についています。めどでこにも氏子が乗っているので、かなりの迫力があります。

御柱の側では、「木遣り」と呼ばれる歌と、「ラッパ隊」の演奏を聴くことができます。この歌と演奏が、御柱祭をさらに、迫力のあるものにしています。木遣りは、どこから声を出しているんだろうというくらいの高い音域で歌われます。

木遣りが終わると、他の氏子たちが一斉に「よいさー」と言い、手にっ持っている「御弊(おんべ)」を振ります。おんべとは、棒の先に房が付いているもので、神が宿るといわれています。御柱に乗っている氏子も一斉におんべを振りますので、その光景がとても美しいです。

御柱祭は、上社と下社で、以下の順に行われます。

上社>
山出し
・山から御柱を曳行(えいこう)する
・坂を下る「木落し(きおとし)」
・川を越える「川越し」

里曳き
・お社まで曳行する「里曳き」
・お社にて御柱を四隅に建てる「建御柱」

下社>
山出し
・山から御柱を曳行する
・坂を下る「木落し」

里曳き
・お社まで曳行する「里曳き」
・お社にて御柱を四隅に建てる「建御柱」

御柱祭の見どころ

御柱の見どころは何と言っても、「木落し」と「川越し」、「建御柱」になります。

なぜ見どころかと言うと、次に紹介する理由からです。

木落とし・・・氏子が御柱に乗ったまま、坂をくだっていく様子が、迫力がある

川越し・・・氏子が御柱に乗ったまま、寒い川を進む様子が、迫力がある

建御柱・・・氏子が御柱に乗ったまま、御柱を直角に建てる様子が、緊張する

※2022年度の「木落とし」「川越し」は、残念ながら中止となりました。観覧席も払い戻しになっています。

※2022年度の「建御柱」は観覧できなくなっています。氏子しか境内に入れませんのでご注意ください。

2022年御柱祭のスケジュール日程

上社下社
山出し4月2日(土)4月8日(金)
4月3日(日)4月9日(土)
4月4日(月)4月10日(日)
里曳き5月3日(火)5月14日(土)
5月4日(火)5月15日(日)
5月5日(火)5月13日(金)
宝殿遷座祭6月15日(水)5月13日(金)

上社里曳きの日程

5月3日5月4日5月5日
本宮一御柱屋敷→前宮前信号→高部東信号→高部下馬橋→権祝邸前→わかされわかされ→前宮前信号→階橋→本宮境内冠落し→建御柱
本宮二御柱屋敷→前宮前信号→高部東信号→高部下馬橋→権祝邸前権祝邸前→わかされ→前宮前信号→階橋→本宮境内冠落し→建御柱
本宮三御柱屋敷→前宮前信号→高部東信号→高部下馬橋高部下馬橋→権祝邸前→わかされ→前宮前信号→階橋→本宮境内冠落し→建御柱
本宮四御柱屋敷→前宮前信号→高部東信号高部東信号→高部下馬橋→権祝邸前→わかされ→前宮前信号→階橋→本宮境内冠落し→建御柱
前宮一御柱屋敷→前宮前信号→大鳥居→前宮本殿→冠落し建御柱
前宮二御柱屋敷→前宮前信号→大鳥居→前宮本殿→冠落し建御柱
前宮三御柱屋敷→前宮前信号→大鳥居→前宮本殿→冠落し建御柱
前宮四御柱屋敷→前宮前信号→大鳥居→前宮本殿→冠落し建御柱

下社里曳きの日程

発表され次第追記します。

5月14日5月15日5月16日
春宮一注連掛→春宮木落し→冠落し春宮建御柱
春宮二注連掛→春宮木落し→冠落し春宮建御柱
春宮三注連掛→春宮木落し→冠落し春宮建御柱
春宮四注連掛→春宮木落し→冠落し春宮建御柱
秋宮一注連掛→春宮木落し→下馬橋下馬橋→魁町→四ツ角→秋宮冠落し→秋宮建御柱
秋宮二注連掛→春宮木落し→下馬橋下馬橋→魁町→四ツ角→秋宮冠落し→秋宮建御柱
秋宮三注連掛→春宮木落し→下馬橋下馬橋→魁町→四ツ角→秋宮冠落し→秋宮建御柱
秋宮四注連掛→春宮木落し→下馬橋下馬橋→魁町→四ツ角→秋宮冠落し→秋宮建御柱

※2022年度の「山出し」はトレーラーに、山出しで行われる「木落とし」「川越し」は、残念ながら中止となりました。観覧席も払い戻しになっています。

※2022年度の「建御柱」は観覧できなくなっています。氏子しか境内に入れませんのでご注意ください。

御柱祭上社の里曳きの様子

上社の建御柱の様子です。

地元民による御柱祭裏話

神様の贈り物
2022年の御柱祭の、「山出し」「木落し」「川越し」が中止と発表された頃、川越し会場の川のど真ん中に、「アイスサークル」が出現しました。地元民の中では、「神様の贈り物」だとか、「神様がなぐさめてくれているのでは」と話題になりました。

筆者も見てきたんですが、氷が円形になっているのが宇宙の渦のようで、とても神秘的な感じがしました。諏訪大社は改めてすごい神様で、諏訪地域の方に愛されているのだと感じます。

一年中お祭り騒ぎ
地元諏訪地域では、御柱祭が近くなると、いろいろと準備が始まり、お祭り気分になります。木遣りの練習をしたり、ラッパ隊の練習をしたり。諏訪大社上社の御柱の角(めどでこ)に乗る予定の人は、しっかり足をかけ、御柱を揺らしてもらって落ちない練習もします。

また、地域ごとのお社でも、秋に「小宮祭」が行われます。御柱祭と同じように、それぞれのお社まで御柱を四本曳いていき、社殿に御柱を建てます。町中から木遣りやラッパ隊の演奏、「よいさ」の声が聴こえてきます。

柱の太さは抽選
本宮一の柱が一番太くて、徐々に細くなっていきます。また、曳行の順番も本宮一からになります。そのため、毎回抽選が行われます。どの地区も本宮一を当てることを楽しみにしていますし、本宮一が当たると大盛り上がりなのです。抽選する人は緊張してしまいますね。

御柱街道の人たち
御柱が通る道沿いに住んでいる人の中には、氏子たちが休憩に寄るために、ご馳走を用意しているお宅も多いです。筆者自身も氏子として御柱を曳いていると、通りがかった家に招待され、ものすごいご馳走をいただいたことがあります。テーブルの上には何十人分もの料理が並べられていました。御柱の道沿いに住むって大変なんだなあと思いました。

御柱を曳いている氏子も神様の役割を持っているという考えなのでしょうか。諏訪大社への信仰心のあつい諏訪地域の人ならではです。

御柱祭の子供のおすすめ度

子供へのおすすめ度は、
お祭りの雰囲気な子供であれば、山出し、里曳きどちらも楽しいと思います。ただ、見どころである「木落し」「川越し」「建御柱」は混むので注意が必要です。


人混みが心配な小さな子供は、里曳きがおすすめです。騎馬行列や、花笠踊り、長持行列などを見るだけで楽しいのではないかと思います。屋台をめぐるのも楽しいですよね。

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御柱祭はどこ?どんなお祭り?見どころやスケジュール日程2022年版まとめ

御柱祭は、とても荒々しく迫力のあるお祭りです。

でも、諏訪大社を信仰する諏訪地域の人々による、熱くて神秘的なお祭りでもあります。

ご興味がありましたら、一度観にきてみませんか?一緒に「おんべ」を振り、「よいさ」の掛け声をすれば、一体感が出て、楽しめますよ。

1200年続く諏訪大社のお祭りです。諏訪の神様のご神気も、一緒にいただけるに違いありません。

2022年は、見どころである「山出し」がトレーラーになったり、「木落し」「川越し」が中止になったり、「建御柱」が観覧中止と、大変残念ですが、里曳きがあります。お近くの方は熱い御柱祭を見にいらしてください。(大々的には見にこないようにと言われています)

7年後は開催されるようにと、神様に願わずにはいられません。

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